2013/06/26
本日は一日中雨。そいでもって休み。
- 作者: 大橋裕之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/23
- メディア: コミック
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eye気道の話、好き。どの作品もそうだが、予想だにしないオチが待っているのでページをめくるのが楽しみだ。毎回オチがドラマチックで、ほんのささやかなハッピーエンドが待っている。大仰でわざとらしくて、全然現実感がないハッピーエンドじゃなくてほんのささやかな、きわめて日常的なハッピーエンド。#21音楽もたまらん。奇抜で変化球すぎるストーリー展開だけど、やっぱり最後にはほんのささやかなハッピーエンドが待っているんだ。光の当たらない陰の人間たちに、最後の大きめのコマで少しだけ光が当てられる。街灯に、日光に、三角形や五角形の歪なトーンによって鮮やかに彩られ、主人公たちは静かに光り輝いている。
- 作者: 大橋裕之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: コミック
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「SIBUYA TSUTAYAさんでお買い上げのみなさまありがとうございます」という内容の、作者直筆の紙が入っていた。それがあったから買ったというのもあるんだけど。その紙の最後に汚い字で「お互い頑張りましょう」と書いてあって、この言葉はなんといい言葉なんだろうと思った。「がんばれ福島!」とか「がんばれ日本!!」とかじゃなくて「お互い頑張りましょう」に変えたらスッと印象が和らぐ。勉強、仕事、頑張ってねじゃなくてお互い頑張りましょう。すべての頑張れ!をお互い頑張りましょうに変えればすごく良い世の中になる気がする。俺も頑張るからお前も頑張れっていうその心意気、すごく粋で日本人の性質にものすごく合っているフレーズだと思う。すごい。
で、特に3巻は名作揃い。いままではフフフと笑うような作品が多かったけど3巻は涙、とまではいかないがちょっと心の底でウルルンとくる作品があった。特に、これを読んだ人は皆特筆しているかと思われるが最終話がすごい。うまく映像化してピアノの感動的な曲をBGMにしたら理由もよくわからないまま涙出てくるぞこれ。人生でこんなスタイルの感動をしたことがない。
全3巻で終わってしまうのは確かに残念だが、僕はいつ終わるのかわからない単行本を惰性で購入し続けるのよりいいかなと。バクマン(バクマンの場合は飽きていたからだけど)は途中で買うのをやめてしまったので中途半端に揃ってしまって嫌だった。
大橋裕之氏のマンガ、完全にそうだろうと思ってたけど他の作品も欲しくなった。次は無意識のうちに下北のヴィレヴァンに行って遠浅の部屋、買ってると思います。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: DVD
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僕はマザー2の大ファンなのでブルースブラザーズの風体を見ると、完全にそれからインスパイアされているトンズラブラザーズというキャラクターが思い浮かぶ。
ゆだんロボ戦で楽器をかき鳴らしながら乱入してきてぶっ倒すところ、かっこいいよなあ。
映画。ショッピングモールを車で走り回ってそこら中ぶち壊したり、ガソリンスタンドをまるごと爆破させたり、マンガみたいな展開を実際にやっちゃってるすごい映画。個人的に好きなのはラストシーンのビルで、いくらなんでもそんなにいるかってくらい大量の警官が突入してくるところで、ドアを蹴破ったりドタバタ走ったり大声で叫んだりする警官たちとクラシックが流れてるエレベーターの中で黙って一点を見つめているブルースブラザーズのカットバックが好き。戦闘シーンのドタバタとエレベーター内の静寂の対比ってのがなぜかすごく好きで、Mr&Mrs.スミスでもあったからそのシーンをすごく覚えている。
何台ものパトカーが積み重なっているシーンはカリオストロやオトナ帝国の逆襲でもあった名シーンだが、それを実写でやってのけるとは。金かかってるなあ。何台破壊してるんだ。