2013/04/26

課題とゼミが忙しくて映画を見る気にならん。

[1]

最近面白い番組は本当にロンハーかアメトーークか、ぐらいだ。マジで。

アメトークは3週に渡って10周年記念企画を放送。

詳しくは覚えていないが、はっきりとこれは見たと覚えているのがやはりメガネ芸人、つまり現在のアメトーークのくくりスタイルを確立させるきっかけとなった企画だ。

個人的に

★地味芸人…平畠啓史＆飯尾和樹＆つぶやきｼﾛｰ＆水野透

ｱﾒﾄｰｸ!（#106）（2005/9/5） 

この回は衝撃だった。この地味メンツ。今でこそずん飯尾はやや売れているが8年前など地味もいいところだろう。平畠が山口のバーター的な役割でワンナイにちょっと出ていたぐらいだと思う。

そんな地味なおじさんを集めたこの回は30分まるまる白黒画面でお送りするという暴挙ぶり。深夜はそんな破天荒な放送が巷で話題となっていたのだ。

★ぼんちおさむ＆松村邦洋＆神奈月＆ｶﾝﾆﾝｸﾞ竹山
ｱﾒﾄｰｸ!(#132）（2006/3/27） 

この回も印象深い。企画自体のインパクトでいえば当時はひな壇芸人よりもこちらのほうがぶっ飛んでいた。この回は冒頭でメンバーが自己紹介をするくだりがあり、例によってぼんちおさむの自己紹介が長引きに長引いて放送終了、という放送事故に近い内容であった。やがてぼんちおさむはスタジオを飛び出して「お！お！」と言いながらテレ朝の廊下をうろつくわけだが、雨上がりもそれを追いかけて行ったためにスタジオに松村と神無月と竹山が取り残されてなんとか繋ぐという衝撃。

当時死んだように人気がなかったバナナマン設楽・アンジャッシュ児島・ペナルティ・ヒデによる「枠無し芸人」も良かった。のちの「じゃない方芸人」の基と言っても過言ではない。じゃない方はのちに相方をも凌ぐほどの人気になる謎のジンクスがある。

そして番組はゴールデン進出。テレ朝の面白い深夜番組はこうして皆ゴールデンへと巣立っていくのだが、それによってQさまは今や過去の面影ゼロの教養番組、深夜時代猛威を振るっていた銭形金太郎もゴールデン進出した途端自給自足やエコ志向にシフトチェンジして即死、我が愛するくりぃむナントカもその魔のゴールデンタイムの餌食に・・。そんな中アメトーークは番組を愛するテレビオタクの視聴者の思いを受け取ったのかネオバラ枠に留まった。これが日曜7時とかだったらどうだ。現にアメトーークのゴールデンスペシャルは総じてつまらない。よかったな。

こうして過去の放送を振り返ると、僕はずっとアメトーークを見ていたことがわかる。もう軽く引くくらい見てる。

そんな僕も大納得のアメトーーク10年の流行語大賞。流行語大賞というか名場面だ。

熟女芸人でのウド鈴木の卓越した性癖は当時死ぬほど爆笑した記憶がある。何度見てもこのミラクルリアクションは笑える。

あと個人的に好きだった名場面はデガ詩吟で、もう一度見れてよかった。

その他の個人的名場面を挙げると

・「ホリケン＆ほっとけない芸人」でホリケンのおもちゃになるビビる大木と東MAX（オパーイがなんたら、西洋人みたい　のくだり。）

・「もっとホリケンほっとけない芸人」のロケ企画でアシカショーの輪投げをやるホリケンが、輪を隣にいたおじいさんの頭にかけた瞬間

・「一発屋」企画（タイトル忘却）でレイザーラモンHGの全盛期とブームが去ったあとのフォー！の比較

・「徹子の部屋芸人」の村上ショージ（これは厳密に言うと徹子の部屋での出来事か。）

・「泥の97年デビュー組」でのガリットチュウ熊谷（もう嫌ですよ～は死ぬほど笑った。）

・「歌って♪SONG FOR ME」で大道具がセットを金槌で叩く音に合わせて野爆川島がラララライ体操を歌ったくだり。

・「もっともっとテレビに出たい芸人」でのとろサーモン久保田（久保田はやっぱりおもしろい）

まああとは、番組で紹介されたのと同じ、鈴木拓ナイトとかおしゃべりクソ野郎とか。くくり企画としては鈴木拓ナイトは一番好きだ。切実に第二弾を希望する。

あとは「人見知り芸人」や前述でもあるが「じゃない方芸人」等、オードリー若林がプレゼンするネガティビティな企画は魅力的だった。地味なほうがピックアップされるきっかけになったいい企画。

人見知り芸人、おなかピーピー芸人、運動神経悪い芸人らも初回のインパクトは衝撃的で、同じ境遇の僕としてはこれで多少なりコンプレックスが解消されたかと思ったものだった。中でも人見知り芸人は世間に人見知りがある種のステイタスになる契機になっただろう。運動神経～は第二弾以降企画が大きくなりすぎてダメだった。

大阪だより、そしてどうした品川等、東野幸治という男が考案する企画はどれも今までの番組のフォーマットをなし崩す斬新極まりない良作ばかりであった。品川は紛れもなく、アメトーークのピエロだ。

一発屋企画、芸人ドラフト会議、芸人の新ルールを考えよう等、有吉考案の企画も凄かった。

関係ないが、禁煙つらいよ芸人で吸いたがってたフット後藤は禁煙失敗したんだな。

一番最近では衣装決まってる芸人が個人的に好きだ。

最近はつまらないつまらないと思っていて、有吉も番組中発言していたが実際つまらない回もそこそこあるアメトーークだが、業界での注目NO.1なのは間違いなく、今後も独自の企画フォーマットを武器に勝ち進んでいくだろう。

アメトーーク! DVD 25

毎週見ているので一枚も欲しいと思わない