2012/10/01
「笑って泣ける」という触れ込みは大抵嘘で、
笑いか泣きかの一方にウエイトを置きすぎてもう片方が薄れてしまうものだが、
『最強のふたり』は違った。
笑って泣けた。
真の介護とは、障害とは。
心が晴れ晴れとして生きる希望が湧く、
ベタな表現だけど本当にそういう作品。
最強のふたりという邦題も良い。「アンタッチャブル」じゃなくて良かった。
ただひとつ苦言を呈すならば、エンドロールでSeptemberを流してほしかった。
しんみり終わらせてほしくはなかったな。
終盤はSeptember流れろ流れろと念じながら見ている部分があり、流れなかったので映画館を出てすぐiPodを取り出しSeptemberを再生した。