2012/08/20
桐島、部活やめるってよ。
めちゃくちゃおもしろかったです。もう一回見たい。
これは単なる群像劇ではない・・。単なる学園ドラマではない。
むしろ、アンチ学園ドラマのストーリーだ。
僕も高校時代映画部まがいのことをしていたので、全校集会で壇上に上げられて僕らの活動なんかになんら興味が無く、集会の終わる時間が伸びることで多少イラついている他の生徒たちからせせら笑われるという経験がありました。
自分の高校生活と投影し、共感する部分には思わず笑ってしまいました。
サッカーの授業のシーンは見ていられませんでしたね。
また、高校時代やはりクラス内ヒエラルキーの下層も下層にいた自分にとってはこの作品にはエッジの効いた皮肉やメタファーもありまして、それに心を大きく抉られましたね。
文化部のようなヒエラルキー下層の人たちではなく、本当に青春を謳歌したいわゆるリア充のような人たちにも文化部の心とは違う部分を抉るものもあります。
いろんな個性・知性・感性の奴が同じ場で過ごすからこそ生まれる軋轢や決裂、葛藤。
『青春』という二文字の複雑さを知りました。
今日で帰省終わりです。バスで帰ります。
体重60.0でした。